パソコン

「ブログを作ってみたけれど、アクセスがいまひとつ集まらない」そうお悩みの方は多いのではないでしょうか?

ブログマーケティングは近年注目されているマーケティング方法ですが、うまく取り入れられずに成果が出せない会社は少なくありません。ブログマーケティングを成功させるためには、成功するためのポイントを正しく抑えて実践することが大切です。

この記事では、ブログマーケティングとは何か、その成功のポイントや導入事例についてお伝えします。

ブログマーケティングとは

ブログマーケティングとは、ブログを使ってホームページへのアクセスを増やし、集客を図る方法のことです。

ブログの記事を更新して増やしていくことで、サイトへのアクセス数を増やしていきます。

ブログ作成用のソフトウェア「WordPress」が登場したことで、ブログを作るハードルが大きく下がり、多くの企業がブログマーケティングに参入しやすくなりました。

ブログマーケティングとコンテンツマーケティングとの違い

ブログマーケティングと同様注目を集めているのが、コンテンツマーケティングです。一見すると、同じように見える言葉ですが、これらは大きな違いがあります。

コンテンツマーケティングの場合には、対象となる商品について価値ある情報を発信します。この媒介は、ブログだけに限らず、動画、音声、画像もコンテンツとして含まれます。

一方でブログマーケティングは、ブログにユーザーが知りたい情報について発信し、商品の売り上げ向上につなげることを指します。

ブログマーケティングを成功させるコツ

ブログマーケティングを成功させたいのであれば、ただ更新するだけではなく、発信する情報の質を意識することが大切です。

具体的には以下の点を意識しましょう。

  1. SEOを意識する
  2. コンテンツのシェアを意識する
  3. 定期的に更新を行う
  4. CTAボタンを設置する

ブログマーケティングをする場合、SEO対策、コンテンツをシェアしてもらう、定期的な更新を行う、CTAボタンを作ることは大切です。

特にCTAボタンで読者に次につなげる行動を取ってもらうことがブログマーケティングでは大切になってきます。

ブログマーケティングのメリット

ブログマーケティングはWordPressなどのCMSを導入していれば簡単に実施でき、メリットもたくさんあります。

具体的なメリットは以下の3つです。

  1. アクセスアップ
  2. コンバージョン率アップ
  3. 読者とのコミュニケーション

アクセスアップ

設定したキーワードから想定されるターゲットのニーズに合わせた記事を作成し、悩みを解決する記事を作成することで、サイトのアクセスの増加が見込めます。

コンバージョン率アップ

良質な記事を作ることで、読者の信頼感が高まり、その会社の商品やサービスの購入、資料請求、説明会への参加など、読者に起こしてほしい次の行動(コンバージョン)を促せます。

良質な記事であるほど、高いコンバージョン率が見込めます。

読者とのコミュニケーション

ブログではコメント機能を利用することで、読者とコミュニケーションを取れることがメリットです。

ブログマーケティング成功のポイント

ブログマーケティングは最近人気が高まっており、ライバル企業ですでに始められている場合も少なくありません。

ライバルに負けないブログ記事を作るためには重視するべきポイントをここでは紹介します。

  1. ターゲットを明確にする
  2. サイトコンセプトを明確にする
  3. 長期的な目的で定期更新する
  4. ユーザーのニーズを捉える
  5. ユーザーの態度変容を踏まえてコンテンツを設計する

ターゲットを明確にする

ブログマーケティングで大切なのは、ターゲットが誰なのか意識することです。ブログ記事を書くこと自体は難しくないものの、誰にどんな情報を届けたいか明確にすることはそれほど簡単ではありません。

自分のブログはどんな読者を対象としているのか、そしてその読者に対してどのような情報を提供するのかまずはしっかりと考えましょう。そのために効果的なのがペルソナ設定です。

ペルソナ設定とは、想定読者の年齢、性別、仕事などをその商品を購入してもらえる象徴として仮想のユーザーを設定することです。この設定をしっかりとすることで、ユーザーが本当にその記事を読みたいかどうか、イメージがしやすくなります。

サイトコンセプトを明確にする

次にそのサイトのコンセプトを明確にしましょう。具体的には以下の点を端的にまとめてください。

項目 概要説明
目的 ユーザーは何を目的にそのホームページを訪問するのか考慮しましょう。
意義 そのホームページがなぜ必要なのか、他のページにはない意義を考え、差別化を計りましょう。
誰が? ペルソナを細かく設定し、このページにはどんな人が来るか、しっかりと考えることが大切です。
いつ? そのユーザーはどんなタイミングでホームページを見るか考えましょう。これはただ時間を考えるのではなく、商品購入前か後か、どんな思いで見ているのか、できるだけ具体的にイメージすることが大切です。
どこで? そのページを見ているのは会社なのか、通勤中なのか、自宅なのか、そのペルソナ設定に応じてどこで見られることが多いか考えましょう。見られるタイミングで作るべきブログの内容や分量が変わることもあります。

これらの点を意識して記事を作ることで、読者の要望に応えられる記事を作れるでしょう。

長期的な目的で定期更新する

ブログを作るときには、長期的な目的で定期的に更新することを意識しましょう。

定期的に更新できていないと、ユーザーは離れてしまいます。また更新は、不定期よりも、定期的に更新することを意識しましょう。

例えば、毎週水曜日の10時など同じ周期で更新するのがおすすめです。というのも、このように更新することで、リピート顧客がつきやすくなるからです。

適切な更新頻度はその業種や客層によって異なるため、適切な更新頻度は想定読者を意識しながら考えるとよいでしょう。

ユーザーのニーズを捉える

ブログ記事を書く際にはユーザーのニーズを捉えることが大切です。

検索ワードから想定される読者のニーズをタイトルや本文に反映させることでSEOに強い記事ができます。

例えば「ペルソナ 設定」というキーワード一つとっても、その人がペルソナを設定する方法だけ考えるのではなく、そのペルソナ設定で得られるメリットや活用方法などもニーズとして考えられます。

このように、キーワードに直接現れない潜在ニーズを考えて記事を作成することが大切です。

ユーザーの態度変容を踏まえてコンテンツを設計する

ユーザーを商品の購入までつなげるにはその行動を分析して、分析結果を踏まえたコンテンツ設計をする必要があります。

離脱率が高いページはどこなのか、見られているのにコンバージョンにつながっていないか、読者がどこで離脱しているのか、これらはアクセス解析ツールを利用して調べられます。

ただし、内容によっては手をつけるのが難しいものもあります。その場合は簡単に手をつけられるものから少しずつ改善していきましょう。分析ツールを利用しながら、改善するべきポイントを探しながら少しずつコンバージョンを高めていく方法が効果的です。

ブログマーケティングの導入事例

「ブログマーケティングは実際どんな効果があるのかいまひとつわからない」そうお考えの人も多いのではないでしょうか。ブログマーケティングをうまく活用することで、得られる成果はそれぞれのサイトで異なります。

ここでは具体的にブログマーケティングを導入して成功した事例を紹介します。

サイダス

サイダスはクラウドベースで人材紹介をしているプラットフォームを展開しています。

もともと情報発信ができていないという弱みがあることをきっかけに、働きがいを応援するメディア「ピポラボ」を運営しています。

在宅勤務の導入方法や、雇用保険の加入条件など、企業が働きがいを充実させるためのノウハウが公開されています。このブログを運営し始めてから、アクセスが増加し問い合わせ数が25%増加したそうです。

https://www.cydas.com

株式会社ニューズベース

株式会社ニューズベースは企業イベントの企画・制作・運営を手がける会社です。
この会社では、Googleのリスティング広告で集客をしていましたが、かかる費用負担の問題から、サイトリニューアルを機にブログマーケティングを導入しました。

これによりPVが増えただけではなく、営業の効率化にもつながっています。

https://www.newsbase.co.jp/

オーマイグラス株式会社

オーマイグラス株式会社は、インターネットでメガネの販売を行っている会社です。

この会社では、「メガネをテーマにしたライフスタイル誌」としてメガネスタイルマガジンOMG PRESSを運営しています。

このサイトを立ち上げたことで、月間読者数が17万人、ECサイト訪問者が32万人という成果を出すことにつながりました。

https://www.ohmyglasses.jp/

まとめ

この記事では、ブログマーケティングの方法や、成功事例について詳しくお伝えしました。

ブログマーケティングを成功させるためには、想定されるターゲットを正しく、具体的にイメージし、そのターゲットに合わせた記事を作成することが大切です。

この記事を参考にブログマーケティングに取り組んでみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事